たたら場の鉄-玉鋼

  • 原料となる玉鋼
  • 鍛えられる玉鋼

たたら製鉄とは、粘土で築いた炉で砂鉄を原料とし、木炭を燃料に用い、
鞴(ふいご)を送風動力にして、純度の高い鉄類を生産する日本古来の技術です。
そのたたら製鉄で生産される優れた鋼の事を玉鋼といい、日本刀の原料として欠かせない貴重な材料です。

明治以降、近代製鉄(溶鉱炉)の普及によって、たたら製鉄は一時途絶えましたが、
(財)日本美術刀剣保存協会では、日本刀の技術保存のために昭和52年「日刀保たたら」として復活しました。

明珍本舗は平成7年より「玉鋼」の供給を受ける認可(※)を受け、現在玉鋼を使った火箸を製作しています。
玉鋼火箸の製作には、とても手間がかかり日数を要するために、年間ごく僅かな限られた数組しか作ることができません。
その音色は、普通の鉄・鋼と比べられない別格の音色です。
遥か彼方から聞こえてくるような、うなるような深い余韻が、明珍の悠久の歴史を感じさせてくれます。

冨田勲氏 「源氏物語幻想交響絵巻」
服部克久氏 「音楽畑19」
山田洋次監督の映画「たそがれ清兵衛」・「武士の一分」の冒頭・クライマックスシーンに使われています。

※ 刀匠以外では初の認可となりました。

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